ビジュアル
「ビジュアルが好み」などのように使う「ビジュアル」という言葉。
英語では「visual」と表記します。
「ビジュアル」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「ビジュアル」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
ビジュアルの意味
「ビジュアル」には次の意味があります。
・ 目に見えるさま。視覚的であるさま。(出典:デジタル大辞泉)
わかりやすく言えば「見た目」という意味です。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・つきあうわけでもないんだから、最高のビジュアルのほうがいいに決まってんだろ。
(出典:石田衣良『アキハバラ@DEEP』)
・そこのところはあまり心臓に良いビジュアルではない。
(出典:リリー・フランキー『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』)
・寺山さんは言葉を肉体化し、ビジュアル化しなければ気がすまない人でした。
(出典:柳美里『自殺』)
・「紙」に印刷された文字より、これからはビジュアルだとでも考えたのだろう。
(出典:宮沢章夫『茫然とする技術』)
・ビジュアルは自分だが、頬を赤くして照れくさそうに笑っている様子はかわいかった。
(出典:わかつきひかる『AKUMAで少女 2 ~嵐を呼ぶ転校生~』)
類語
・視覚(しかく)
意味:目を受容器として生ずる感覚の総称。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・見た目(みため)
意味:外から見た感じ。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・ビジョン
意味:視覚(出典:精選版 日本国語大辞典)
・面様(おもよう)
意味:顔の様子。(出典:精選版 日本国語大辞典)