ショルダーバッグ
「ショルダーバッグをかける」などのように使う「ショルダーバッグ」という言葉。
英語では「shoulder bag」と表記します。
「ショルダーバッグ」とは、どのような意味の言葉でしょうか？
この記事では「ショルダーバッグ」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
ショルダーバッグの意味
「ショルダーバッグ」には次の意味があります。
・吊りひもで肩から下げて持ち歩くかばん。ショルダー。（出典：精選版 日本国語大辞典）
元々は小型のものが多かったようですが、現在では形も大きさも様々なデザインがあります。比較的にカジュアルな印象です。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・女性記者になって絶対ショルダーバッグを下げるのだと決心していた。
（出典：林真理子『ルンルンを買っておうちに帰ろう』）
・和服の肩にかけられたショルダーバッグは、どこかユーモラスであった。
（出典：森村誠一『魔少年』）
・女の子は小さなショルダーバッグから写真をとりだして駅員に見せている。
（出典：山本弘,下村家惠子,友野詳『妖魔夜行 真夜中の翼』）
・わたしは思わずよろけて肩にかけたショルダーバッグを落とした。
（出典：熊谷雅人『ネクラ少女は黒魔法で恋をする』）
・大きなショルダーバッグを下げた娘は、結局終点の新宿駅まで乗った。
（出典：赤川次郎『孤独な週末』）
類語
・ハンドバッグ
意味：財布や化粧品その他の小物類を入れて持ち歩く、小型の鞄(かばん)または手提げ袋。手に提げたり抱えたり、腕や肩にかけたり、首や腰につるしたりして持つ袋物をさす。（出典：日本大百科全書(ニッポニカ)）
・アタッシェケース
意味：小さくて薄いトランク型の書類かばん。アタッシュケース。（出典：デジタル大辞泉）
・スーツケース
意味：衣類などを入れて持ち歩く小型の旅行かばん。日本ではトランクとよぶものも含む。（出典：デジタル大辞泉）
・ケリーバッグ
意味：裾すその広がった台形型の手さげバッグのこと。元来はフランスのエルメス社の製品で、モナコの王妃となったグレース＝ケリーが愛用したことからこの名がある。（出典：デジタル大辞泉）
・ポシェット
意味：《小さなポケットの意》肩からさげる、長いひものついた小型のバッグ。（出典：デジタル大辞泉）
