ビギナー
「ビギナーズラック」などのように使う「ビギナー」という言葉。
英語では「beginner」と表記します。
「ビギナー」とは、どのような意味の言葉でしょうか？
この記事では「ビギナー」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
ビギナーの意味
「ビギナー」には次の意味があります。
・そのことをはじめたばかりの者。初心者。初学者。（出典：精選版 日本国語大辞典）
何かをはじめたばかりで、経験が少なく慣れていない人を意味します。
「ビギナー」の反対語は「エキスパート」です。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・それを、ビギナーの都鳥君が、いとも易々と為し遂げたのである。
（出典：山口瞳『草競馬流浪記』）
・グッズこそどっさり持っていたが、オタクとしてはビギナーなのかもしれない。
（出典：伏見つかさ『俺の妹がこんなに可愛いわけがない 第1巻』）
・こうやってビギナー向けのシューズを選択できるのが、私の偉いところではないだろうか。
（出典：川島誠『もういちど走り出そう』）
・これはひそかに自信を持っていたビギナーにとってけっこう傷つく会話だった。
（出典：山際淳司『ダブルボギークラブへようこそ』）
・そんな宗介のビギナーっぷりなどつゆ知らず、かなめたちはサバゲーの訓練にいそしんでいるのだった。
（出典：賀東招二『フルメタル・パニック!短編集未収録2 与太者のルール(後編)』）
類語
・初心者（しょしんしゃ）
意味：学芸や武芸などを習いはじめたばかりの人。未熟な人。（出典：精選版 日本国語大辞典）
・初学者（しょがくしゃ）
意味：初学の人。まなびはじめの人。初学。（出典：精選版 日本国語大辞典）
・素人（しろうと）
意味：ある物事に経験の浅い人。技芸などに熟達していない人。あるいは、そのことを職業・専門としていない人。しらびと。しろと。（出典：精選版 日本国語大辞典）
・駆出し（かけだし）
意味：その物事を始めたばかりで未熟なこと。また、その人。新米。（出典：デジタル大辞泉）
・見習い（みならい）
意味：本務につくために、また、その資格を得るために、業務などを実地に見て習うこと。また、その人。（出典：デジタル大辞泉）
