パーマ
「パーマをあてる」などのように使う「パーマ」という言葉。
「パーマ」は「パーマネントウエーブ」の略語です。
「パーマ」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「パーマ」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
パーマの意味
「パーマ」には次の意味があります。
・毛髪に熱や化学薬品を用いて、長期間崩れない波形をつけること。(出典:デジタル大辞泉)
美容院で行われる施術の一つです。
パーマにもさまざまな種類が存在していますが、直毛の多い日本人ではパーマネントウェーブが流行し、代表してこれを「パーマ」と略して呼ぶ傾向にあります。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・夜十時をまわっていたと思う、イモはパーマの道具を持ってやってきた。
(出典:柳美里『水辺のゆりかご』)
・雨でしっとりした髪が肩にかかり、パーマが伸びて昨日より長く見えた。
(出典:坂東眞砂子『蛇鏡』)
・店に入るとカウンターにソバージュパーマの女の子が一人で座っている。
(出典:永沢光雄『風俗の人たち』)
・父はそれでもなお私のストレートヘアが不満で、パーマまでかけさせた。
(出典:梅宮アンナ『「みにくいあひるの子」だった私』)
・そんなことが原因になっているのだろうが、私はパーマをあまり好まない。
(出典:星新一『きまぐれ星のメモ』)
類語
・カール
意味:髪の毛を巻いた状態にすること。また、その髪。(出典:デジタル大辞泉)
・ストレートパーマ
意味:毛を真っすぐに伸ばすためにかけるパーマ。(出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典)
・デジタルパーマ
意味:ホット系パーマとも呼ばれ、加温ロッド(発熱するロッド)を使用して加温することを特徴とする。(出典:知恵蔵)
・コールドパーマ
意味:熱を使わずに、薬品だけで頭髪にウエーブをつけること。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・パンチパーマ
意味:主に男性の髪形で、短めの髪をヘアアイロンを使って渦巻きを並べたように縮らせたもの。(精選版 日本国語大辞典)