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パトロンとは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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パトロン

「芸術家のパトロン」などのように使う「パトロン」という言葉。

英語では「patron」と表記します。

「パトロン」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「パトロン」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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パトロンの意味

「パトロン」には次の意味があります。

一般には後援者,保護者を意味するが,特に芸術家を経済的に援助する場合にこの名称が用いられる。(出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典)

「パトロン」をわかりやすく言うと「経済的に余裕がある人物が、才能がある人物や社会的に意味がある事業などの価値を認め、全面的に金銭面でバックアップをすること」という意味になります。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・かつて彼らは、王族や商人などのパトロンがいなければ生活できなかった
(出典:山口芳宏『雲上都市の大冒険』)

・何故、おせっかいにも、私のパトロンの役など買って出たのであろう。
(出典:横溝正史『金田一耕助全集 [金田一耕助ファイル7] 横溝正史 「夜歩く」』)

・だってもしかすると、私の新しいパトロンになるかもしれない人だもの。
(出典:林真理子『ピンクのチョコレート』)

・そのパトロンは昼間、遊んでいられる仕事についている人間である。
(出典:西村京太郎『歪んだ朝』)

・菊四にキャデラックをプレゼントしたパトロンという女ででもあろうか。
(出典:平岩弓枝『黒い扇』)

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類語

後援(こうえん)
意味:背後から、物事がうまくいくようにたすけること。資金などを提供して援助すること。応援。援助。うしろだて。(出典:精選版 日本国語大辞典)

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意味:事業の資金を出してくれる人。出資者。商業放送の番組提供者。広告主。(出典:精選版 日本国語大辞典)

後ろ盾(うしろだて)
意味:陰にあって力を貸し、助けること。また、その人。後ろ見。(出典:デジタル大辞泉)

贔屓(ひいき)
意味:気に入った人を特に引き立てること。後援すること。また、引き立てる人。(出典:デジタル大辞泉)

恩人(おんじん)
意味:恩のある人。情けをかけ世話してくれた人。(出典:精選版 日本国語大辞典)

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