ナマステ
「ナマステと声をかける」などのように使う「ナマステ」という言葉。
「ナマステ」はサンスクリット語で「नमस्ते」と表記します。
「ナマステ」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「ナマステ」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
ナマステの意味
「ナマステ」には次の意味があります。
・あいさつに用いる語。おはよう。こんにちは。こんばんは。(出典:デジタル大辞泉)
「ナマステ」はインドの挨拶言葉で、朝・昼・夜・すべてで使える万能な言葉です。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・ 「ナマステ」 と澄んだ声で言って、暗闇に消えていった。
(出典:植村直己『エベレストを越えて』)
・「ナマステ」 と頭を下げると、ラマはその頭に手を触れた。
(出典:植村直己『エベレストを越えて』)
・「ナマステ」 と言って、ニヤニヤと笑うと、 「ナマステ」 とおかみさんも笑った。もうあとは続かない。
(出典:植村直己『エベレストを越えて』)
・「ナマステ」 マニ・クマールが、合掌してそう挨拶した。
(出典:夢枕獏『神々の山嶺 上』)
・女の横に立って、 「ナマステ」 声をかけた。
(出典:夢枕獏『神々の山嶺 下』)
類語
・今晩は(こんばんは)
意味:夜、人に会ったり、他家を訪問した際などにいうあいさつの語。(出典:デジタル大辞泉)
・こんにちは
意味:昼間、人に会ったり訪ねたりした時の挨拶語。(出典:とっさの日本語便利帳)
・御早う(おはよう)
意味:朝、会ったときのあいさつの語。(出典:デジタル大辞泉)
・さようなら
意味:別れのあいさつに用いる語。(出典:デジタル大辞泉)