ドラスティック
「ドラスティックな改革」などのように使う「ドラスティック」という言葉。
英語で「drastic」と表記します。
「ドラスティック」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「ドラスティック」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
ドラスティックの意味
「ドラスティック」には次の意味があります。
・(社会の変化や政策などが)徹底的で過激なさま。(出典:精選版 日本国語大辞典)
思想や、行動、やり方が、恐ろしく過激で思い切ったさまや、手段がすさまじく、徹底しているさまを指します。
具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
ドラスティックの使い方・例文
・たった数年のあいだに、旭川は私たちの眼の前でドラスティックに変った。
(出典:津野海太郎『小さなメディアの必要』)
・その結果、人間の生活と意識をドラスティックに変えつつある。
(出典:藤石金弥『コクピット クライシス』)
・これぐらいドラスティックなことをすれば、嫌でも二人の距離は縮まるだろうという公算だ。
(出典:竹宮ゆゆこ『とらドラ! 第4巻』)
・しかしながら、これほどまでにドラスティックな形で、ソヴィエトが崩壊することを誰が想像しただろうか?
(出典:大石英司『B-1爆撃機を追え』)
類語
・徹底的(てっていてき)
意味:徹底するさま。どこまでも一貫して行うさま。(出典:デジタル大辞泉)
・抜本的(ばっぽんてき)
意味:物事の根本にもどって全体を考えるさま。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・過激(かげき)
意味:度を越して激しいこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)
・ラジカル
意味:過激なさま。極端なさま。急進的なさま。また、根本的。根源的。(出典:デジタル大辞泉)