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トロンボーンとは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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トロンボーン

「トロンボーン奏者」などのように使う「トロンボーン」という言葉。

英語では「trombone」と表記します。

「トロンボーン」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「トロンボーン」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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トロンボーンの意味

「トロンボーン」には次の意味があります。

金管楽器の一つ。トランペットから発達しバッハの時代に完成。朝顔型の開口部、二個のU字型管の組み合わせの部分、および吹口からなり、U字型管の部分をスライドさせて音高を変えるが、バルブピストン式のものもある。音色は太くまるみを帯び、ソプラノ、アルト、テノール、テノールバス、バス、コントラバスがある。管弦楽、吹奏楽に常用。(出典:精選版 日本国語大辞典)

元々は、大型のトランペットとして成立しました。管長を自在に変えられるので、音程を自由に作ることができます。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・皆が心配になりかけた時に遠くで乱暴なトロンボーンの音が聴こえた。
(出典:山下洋輔『ドバラダ門』)

・彼女は一晩中トロンボーンのすさまじい音に合わせて踊り狂った。
(出典:フローベール/白井浩司訳『ボヴァリー夫人』)

トロンボーンやチューバの音と似ていたかもしれない。
(出典:田中啓文『私立伝奇学園高等学校民俗学研究会その1 蓬來洞の研究』)

・町に入ると、どこかのビルの上のほうで、トロンボーンとサクソフォンが、ひとをからかうように鳴っているのがきこえたわ。
(出典:アイリッシュ/砧一郎訳『暁の死線』)

・一九二一年の生まれだからスイングの時代に育ち、音楽的な教育は高く、本来はクラシックのトロンボーン奏者だった。
(出典:片岡義男『エルヴィスから始まった』)

類語

トランペット
意味:金管楽器の一つ。ラッパを複雑化した形状の真鍮製で、歌口、湾曲した管、三つのバルブ、開口部などの部分からなる。金管楽器中もっとも高音域で、バルブ操作上ピストン式、ロータリー式の二種のほか、音高によっても数多くの種類がある。(出典:精選版 日本国語大辞典)

チューバ
意味:低音部を受け持つ金管楽器の総称。テューバともいう。バルブ操作で約3オクターブの音域をもち,低音部記号の声部より1オクターブ低い音が出せる。管弦楽では主に大編成の作品で用いられる。(出典:百科事典マイペディア)

サクソフォーン
意味:管楽器の一種。クラリネットのようなシングル・リード付きのマウスピースと金属製の円錐管を組合せた単簧管楽器で,単にサックスともいう。(出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典)

金管楽器きんかんがっき
意味:管楽器の一種。いわゆるらっぱ類で,歌口(うたぐち)と呼ばれる小さなカップ状の部分に唇を当て,唇の振動によって鳴らす。トランペット,トロンボーンなどの材質は金属だが,古いコルネットのように,木や象牙(ぞうげ)のものもある。金属製でも上述の機構によらないフルートやサクソフォーンなどは木管楽器に分類される(出典:百科事典マイペディア)

ホルン
意味:金管楽器の一つ。真鍮製で、先端が朝顔状に開いた円錐形の管と歌口からなり、その中間はまるく巻いて、三つのバルブ(弁)がとりつけられ、バルブの操作で半音階を演奏することができる。管弦楽中重要な役割を果たす。フレンチホルン。(出典:精選版 日本国語大辞典)

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