トレーサビリティ
「トレーサビリティを確保する」などのように使う「トレーサビリティ」という言葉。
「トレーサビリティ」は、英語で「Tracability」と表記します。
「トレーサビリティ」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「トレーサビリティ」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
トレーサビリティの意味
「トレーサビリティ」には次の意味があります。
・食品がいつ、どこで作られ、どのような経路で食卓に上ったかという生産・流通履歴を明らかにする制度。(出典:日本国語大辞典)
わかりやすく言えば、「物事の順序を追跡できること」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・物品の流通履歴のトレーサビリティを確保する。
・トレーサビリティによって順番に測定値の値を保証する。
・トレーサビリティの保証によって、盗品問題を解決する。
類語
・追跡(ついせき)
意味:物事の行なわれたあとをたどったり、理屈の筋道をたどったりすること。(出典:日本国語大辞典)
・履歴(りれき)
意味:コンピューターで、データの送受信などの記録のこと。(出典:デジタル大辞泉)
・経路(けいろ)
意味:物事がたどってきた筋道。過程。(出典:デジタル大辞泉)
・過程(かてい)
意味:物事の、連関的で合法的な進行。(出典:日本国語大辞典)
・フローチャート
意味:複雑なプログラムを書くとき、混乱が起きないように処理の手順を図解したもの。(出典:流通用語辞典)