ツイード
「ツイードのパンツ」などのように使う「契約」という言葉。
英語では「tweed」と表記します。
「ツイード」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「契約」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
ツイードの意味
「ツイード」には次の意味があります。
・太い羊毛を、綾織または平織にした、ざっくりとした感じの紡毛織物。元来はスコットランド産ホームスパンの手織りをいった。ツイード織。(出典:精選版 日本国語大辞典)
元はスコットランド産の毛織物のことを指します。
秋冬の衣服に用いられる温かみのある布地のことです。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・髪の大分白くなった、小太りな男が、上等なツイードを着て立っている。
(出典:赤川次郎『こちら、団地探偵局 PART2』)
・レイ子が彼にたのんだ調査というのは、例のツイードの上着のことだった。
(出典:広瀬正『マイナス・ゼロ』)
・女性は白いブラウスに、チェックのツイード地のスカートをはいている。
(出典:ディック/仁賀克雄訳『人間狩り ―ディック短編集』)
・ツイード地の服と赤靴とで、かれだということがメイスンには見分けがついた。
(出典:ガードナー/能島武文訳『ビロードの爪』)
・夜会服を着ているのもあれば、ツイードやジャンパーという普段着のもいる。
(出典:セイヤーズ/河野一郎訳『疑惑・アリババの呪文』)
類語
・スコッチ
意味:スコッチツイードの略。(出典:百科事典マイペディア)
・ホームスパン
意味:紡毛織物の一種。(出典:百科事典マイペディア)
・ニット
意味:編んでつくった服や生地。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・厚地(あつじ)
意味:厚いきれ地。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・織物(おりもの)
意味:糸を経 (たて) 糸と緯 (よこ) 糸にして織り上げたもの。(出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典)