チームワーク
「チームワークに欠ける」などのように使う「チームワーク」という言葉。
「チームワーク」は英語で「teamwork」と書きます。
「チームワーク」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「チームワーク」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
チームワークの意味
「チームワーク」には次の意味があります。
・チームの成員が協力して行動するための、チーム内の団結や連係。また、そのような協力態勢。(出典:デジタル大辞泉)
複数の人が共同の仕事をする際に必要とされる連帯感を意味します。
チームを組んで行う共同作業や共同動作自体を指すこともあります。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・だから加藤は現場のリーダーとしてチームワークをもっとも重視していた。
(出典:小堺昭三『男の切れ味(下)』)
・別に、俺が、渡辺組のチームワークの心配をする必要はないんだけど。
(出典:川島誠『NR(ノーリターン)』)
・いまのテレビ界に必要なものは『年期』のはいったチームワークであろう。
(出典:池波正太郎『おおげさがきらい (池波正太郎未刊行エッセイ集1)』)
・チームワークを必要とする実習に参加せず、その単位が足りないの。
(出典:和田はつ子『薬師』)
・チームワークというものを考えたとき、自分がその中でうまく機能していたとは思えなかった。
(出典:乙一『暗いところで待ち合わせ』)
類語
・連携(れんけい)
意味: 互いに連絡をとりながら物事を行なうこと。手をたずさえて物事をすること。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・紐帯(ちゅうたい)
意味:血縁・地縁・利害関係など、社会を形づくる結びつき。(出典:デジタル大辞泉)
・チームプレー(teamplay)
意味:競技や作業で、チームの勝利や仕事の円滑を優先させる行動。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・媒酌(ばいしゃく)
意味:取引や契約などで当事者の間に立ってその便宜を図ること。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・橋を渡す(はしをわたす)
意味:双方の間に立ってなかだちをする。橋を掛ける。(出典:精選版 日本国語大辞典)