スペック
「基本スペック」などのように使う「スペック」という言葉。
英語では「spec」と表記します。
「スペック」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「スペック」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
スペックの意味
「スペック」には次の意味があります。
・機械などの構造や性能を表示したもの。仕様書。また、仕様。(出典:デジタル大辞泉)
「スペック(spec)」は英語で「仕様」を意味する「specification」の略です。
「仕様(しよう)」とは「機械などの構造や内容」を意味する言葉です。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・ゲーム機のスペックに触れていたのは、プラティ君の情報ではなかった。
(出典:貴志祐介『クリムゾンの迷宮』)
・ スペックは知っていたとしても、その運用方法を考えたことはないはずだ。
(出典:雨木シュウスケ『レジェンド・オブ・レギオス 第03巻 レギオス顕現』)
・いずれも現段階で手に入るアイテムとしては最高級のスペックを備えている。
(出典:九里史生『SAO Web 外伝04 絶剣』)
・まだ技術の最終スペックが決まっていないから、互換性をとるのが難しい。
(出典:佐藤正明『陽はまた昇る 映像メディアの世紀』)
・多少の逃走スキルを持ってたとしても、基本的なスペックはガキの足だ。
(出典:賀東招二『フルメタル・パニック!07 つづくオン・マイ・オウン』)
類語
・仕様(しよう)
意味:機械類や建築物などの構造や内容。(出典:デジタル大辞泉)
・規格(きかく)
意味:工業製品・材料・工程などに対して定めた基準。(出典:デジタル大辞泉)
・諸元(しょげん)
意味:機械の、寸法・重量などの諸要素。(出典:デジタル大辞泉)
・機能(きのう)
意味:ある物が本来備えている働き。全体を構成する個々の部分が果たしている固有の役割。また、そうした働きをなすこと。(出典:デジタル大辞泉)