ジャーナリズム
「ジャーナリズム活動」などのように使う「ジャーナリズム」という言葉。
英語では「journalism」と表記します。
「ジャーナリズム」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「ジャーナリズム」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
ジャーナリズムの意味
「ジャーナリズム」には次の意味があります。
・新聞・雑誌・ラジオ・テレビなどにより、時事的な問題の報道・解説・批評などを伝達する活動の総称。また、その機関。(出典:デジタル大辞泉)
時事問題の報道や解説や批評などを行う活動を指します。
似た言葉の「ジャーナリスト」は「ジャーナリズムに関係する人」という意味の言葉です。
小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。
使い方・例文
・ジャーナリズムの仕事をしたいと思うようになっていた。
(出典:喜多嶋隆『ビーチサンダルで告白した』)
・報道の意図の下に表現することがジャーナリズムである。
(出典:戸坂潤『辞典』)
・映画ジャーナリズムの世界に修は戻った。
(出典:小林信彦『ビートルズの優しい夜』)
・ラジオは最も発達した形態のジャーナリズム施設である。
(出典:戸坂潤『世界の一環としての日本』)
・大学は決してジャーナリズム的学問の場所ではないのだ。
(出典:中野好夫/安野光雅編『悪人礼賛 ―中野好夫エッセイ集』)
・営利ジャーナリズムとして存在しつつ、作品発表の場面も確保してゆく。
(出典:宮本百合子『一九四六年の文壇』)
・社会的見解なくして戦争ジャーナリズムは成立しないのは勿論だからだ。
(出典:戸坂潤『戦争ジャーナリスト論』)