シリコンバレー
「シリコンバレーで働く」などのように使う「シリコンバレー」という言葉。
英語では「Silicon Valley」と表記します。
「シリコンバレー」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「シリコンバレー」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
シリコンバレーの意味
「シリコンバレー」には次の意味があります。
・米国カリフォルニア州の都市サンフランシスコの南方にあるサンノゼ・サンタクララ付近一帯の通称。半導体・IT企業が集中しているのでいう。(出典:デジタル大辞泉)
半導体の材料にシリコンが使われており、渓谷(バレー)地帯にあるため「シリコンバレー」と言います。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・シリコンバレーを舞台にした映画のオープニングシーンのようである。
(出典:石田衣良『アキハバラ@DEEP』)
・シリコンバレー以外にもイスラエル、英国などの地域が関心を集めています。
(出典:野中郁次郎/紺野登『知識経営のすすめ』)
・この試みは、シリコンバレーの形成につながっていった。
(出典:富田倫生『パソコン創世記』)
・近郊に製造業の基盤が成立していたことがシリコンバレーの強みとなったことはよく知られていることです。
(出典:野中郁次郎/紺野登『知識経営のすすめ』)
・この選択によって彼は、ベトナムに送られる代わりシリコンバレー近くの海軍大学大学院でコンピューターを教えながら研究を続ける道を確保した。
(出典:富田倫生『パソコン創世記』)
類語
・サンタ・クララ
意味:アメリカ合衆国、カリフォルニア州西部、サンタ・クララ谷にある都市。近年は隣接のサン・ホゼとともに「シリコンバレー」の中心都市として急激な都市化が進んでおり、エレクトロニクス、繊維ガラスなど多くの企業が立地している。(出典:日本大百科全書)
・半導体(はんどうたい)
意味:電気を伝える性質が導体と絶縁体の中間程度の物質の総称。ゲルマニウム・セレン・シリコン・炭素や金属の酸化物など。(出典:日本国語大辞典)
・IT
意味:情報技術を意味する英語Information Technologyの略。(出典:百科事典マイペディア)
・ビットバレー
意味:インターネット関連のベンチャー企業が集まる、東京都渋谷区とその周辺の通称。(出典:デジタル大辞泉)
・シリコンアイランド
意味:九州のこと。九州に半導体工場が多いことから、米国のシリコンバレーにならって、このように呼んだもの。(出典:デジタル大辞泉)