コンピタンス
「コア・コンピタンス」などのように使う「コンピタンス」という言葉。
英語では「competence」と表記します。
「コンピタンス」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「コンピタンス」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
コンピタンスの意味
「コンピタンス」には次の意味があります。
・能力。力量。(出典:デジタル大辞泉)
専門的な能力や力量を意味し、ビジネスなどの分野で使うことが多いです。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
コンピタンスの使い方・例文
・これらは、コンピタンスの暗黙知的な側面であるといえます。
(出典:野中郁次郎/紺野登『知識経営のすすめ』)
・そもそもコンピタンスとは、有形のハードなものではありません。
(出典:野中郁次郎/紺野登『知識経営のすすめ』)
・実は、企業の強み、他社には模倣のできないコンピタンスの多くの部分は、暗黙知からなっているといえます。
(出典:野中郁次郎/紺野登『知識経営のすすめ』)
・ただし、それは企業の知識に対するビジョンや、いわゆるコンピタンス、知識ワーカーの業務についてのメンタル・マップなどを前提とします。
(出典:野中郁次郎/紺野登『知識経営のすすめ』)
類語
・能力(のうりょく)
意味:物事を成し遂げることのできる力。(出典:デジタル大辞泉)
・力量(りきりょう)
意味:物事を成し遂げる力の程度。能力の大きさ。(出典:デジタル大辞泉)
・適格性(てきかくせい)
意味:資格にかなっていること。必要な資格を十分に備えていること。また、そのさま。(出典:日本語活用形辞書)
・権限(けんげん)
意味:一般に,国・地方公共団体,各種法人の機関または個人の代理人などが,法令または契約上行いうる行為の範囲またはその能力をいう。(出典:世界大百科事典 第2版)
・資産(しさん)
意味:企業が所有する財産のこと。流動資産、固定資産などで構成される。流動資産は、一時的に企業が所有する資産、または1年以内に現金化できる資産のこと。(出典:ASCII.jpデジタル用語辞典)