コンパイル
「コンパイルを行う」などのように使う「コンパイル」という言葉。
英語では「compile」と表記します。
「コンパイル」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「コンパイル」の意味や使い方や類語について、用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
コンパイルの意味
「コンパイル」には次の意味があります。
・コンピューターで、人間が理解しやすい言語や数式で記述されたプログラムを、機械語に翻訳すること。翻訳するプログラムをコンパイラと呼ぶ。(出典:デジタル大辞泉)
「コンパイル」によって変換される言語をコンパイラ型言語と呼びます。
これに対してプログラムの実行時に逐次変換され実行されるインタプリタ型言語があります。
具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・指定する式はコンパイル時に値が定まるものでなければならない。
・このコンパイル作業により目的のサービスに適合するコードが生成される。
・このプログラムをコンパイルして実行すると、次のような結果が得られる。
・ここで提供されたコンパイル機能を持つクラスがFacadeクラスである。
・現在では、性能の観点から実行時コンパイル方式が主流である。
類語
・コンパイラ型言語(こんぱいらがたげんご)
意味:人間が書いたプログラムをコンピュータが理解できる形式に変換するプログラム言語のことである。(出典:IT用語辞典バイナリ)
・インタプリタ型言語(いんたぷりたがたげんご)
意味:プログラミング言語で記述されたソースコードをオブジェクトコードに変換しながらそのプログラムを実行するソフトウエアのこと。インタプリタ型の言語は、プログラムの実行時に変換を行うため、コンパイラ言語に比べて動作が遅い。(出典:PHP用語集)
・機械語(きかいご)
意味:機械語とは、コンピュータが直接理解して、その命令内容を実行できる言語のことである。(出典:IT用語辞典バイナリ)
・アセンブリ言語(あせんぶりげんご)
意味:低級プログラミング言語の1つで、機械語にほぼ直接対応するレベルの命令を人間が読み書きできる形で記述できるプログラミング言語のこと。(出典:デジタル大辞泉)
・C言語(しーげんご)
意味:1972年のAT&Tベル研究所で、ブライアン・カーニハンとデニス・リッチーによって開発された、コンパイル型の汎用プログラミング言語のことである。(出典:T用語辞典バイナリ)