コストパフォーマンス
『コスパ』や『CP』という略称でも良く使われている「コストパフォーマンス」という言葉。
「コストパフォーマンス」は英語に由来するカタカナ語で、英語では「cost performance」と表記します。
ビジネスシーンはもとより、日常生活でも使われる言葉です。
この記事では「コストパフォーマンス」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介しながらわかりやすく解説していきます。
コストパフォーマンスの意味
コストパフォーマンスに次の意味があります。
・商品の価格・費用に対する、生産性、機能、能率などの高さ。(出典:精選版 日本国語大辞典)
日本語では「費用対効果」と訳されます。
具体的な使い方・例文については以下の通りです。
使い方・例文
・勇気は意外とコストパフォーマンスが悪いです。(出典:西尾維新『囮物語』)
・少ないお小遣いをやりくりされている学生の方々にとっては、分冊はいたくコストパフォーマンスが悪いかと存じます。(出典:賀東招二『フルメタル・パニック!04 終わるデイ・バイ・デイ(上)』)
・ハルシオンと同様に、ベンザリンなども、売られているが、薬効と金銭のコストパフォーマンスを考えると、医師処方以外の方法でこのドラッグをある種の快楽を求めて服用するのは、金の無駄でしかない。(出典:石丸元章『SPEED スピード』)
・迷宮街で戦士たちが使う剣は鉄に銅、ニッケル、モリブデン、ニオブ、クロムなどの化学成分を調合したもので、およそ満足すべきコストパフォーマンスを実現していたものの、それでも金属の甲冑に身を包んだ化け物を叩き潰すにはあまりに柔らかかった。(出典:林亮介『和風Wizardry純情派 1』)
・あの商品は安くて高品質。コストパフォーマンスに優れた商品だ。