グルメ
「グルメを楽しむ旅」などのように使う「グルメ」という言葉。
英語では「gourmet」と表記します。
「グルメ」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「グルメ」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
グルメの意味
「グルメ」には次の意味があります。
・食通。美食家。
[補説]おいしい料理や評判の高い料理についてもいうことがある。(出典:デジタル大辞泉)
わかりやすく言うと「味の良い料理やそれを楽しむ人」という意味になります。
具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・雑誌を中心としたグルメブームが、もうかれこれ十年以上続いているのではないだろうか。
(出典:阿辻哲次『漢字のなりたち物語』)
・グルメ記事を見ればおいしいものが食べたいと思う。
(出典:片山恭一『雨の日のイルカたちは』)
・「世界中のあらゆるものを食べ尽くしました」というグルメでも、こればかりはまだ食べたことがないはずだ。
(出典:東海林さだお『タコの丸かじり』)
・グルメというからにはその蟹を食べてみたい。
(出典:赤瀬川原平『ごちそう探検隊』)
・こないだ夕方のニュースで、デパ地下グルメ特集ってのがやってて、それの、夏のピリ辛ステーキ御膳っていうのが、とにかくおいしそうだったんですよ、と厚みのある瞼を細めてハコネちゃんは早口で説明した。
(出典:谷有希子『異類婚姻譚』)
類語
・食通(しょくつう)
意味:料理の味や知識について詳しいこと。また、その人。(出典:デジタル大辞泉)
・美食家(びしょくか)
意味:ぜいたくでうまいものばかりを好んで食べる人。グルメ。(出典:デジタル大辞泉)
・食道楽(くいどうらく)
意味:うまい物や珍しい物を食べるのを趣味とすること。また、その人。しょくどうらく。(出典:デジタル大辞泉)
・口が肥える(くちがこえる)
意味:いろいろなものを食べて、味のよしあしがよくわかるようになる。舌が肥える。(出典:デジタル大辞泉)
・健啖家(けんたんか)
意味:食欲の旺盛な人。大食漢。(出典:デジタル大辞泉)