クレバー
「クレバーな男」などのように使う「クレバー」という言葉。
英語では「clever」と表記します。
「クレバー」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「クレバー」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
クレバーの意味
「クレバー」には次の意味があります。
・賢いさま。気のきいたさま。利口。(出典:デジタル大辞泉の解説)
わかりやすく言えば「頭が良い」という意味です。
似た言葉の「スマート」とは、若干ニュアンスが異なる場合もありますが、ほぼ同じ意味と考えて問題ないでしょう。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・でも君はバカじゃない。それどころかたぶん、周りが思ってるよりもはるかにクレバーな人間だろうし。
(出典:鈴木大輔『ご愁傷さまニノ宮くん 2』)
・一回出しておいた方がいいかなぁ。俺はクレバーだからちゃんと電話をかける。
(出典:きゃんでぃそふと『つよきすACT C』)
・普通のクレバーな女性でした。
(出典:柳美里『フルハウス』)
・憎悪は憎悪しか生まないっそのことに気づいている数少ないクレバーな第五世代さ。
(出典:榊涼介『ガンパレード・マーチ 10-もうひとつの撤退戦』)
・この猫どもあれだな、人間に飼いならされてクレバーになってるよな。
(出典:きゃんでぃそふと『つよきすACT D』)
類語
・スマート
意味:動作・行動などが、気がきいていて手ぎわの良いさま。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・賢い(かしこい)
意味:頭の働きが鋭く、知能にすぐれている。利口だ。賢明だ。(出典:デジタル大辞泉)
・利口(りこう)
意味:頭がよいこと。賢いこと。また、そのさま。利発。(出典:デジタル大辞泉)
・聡明(そうめい)
意味:物事の理解が早く賢いこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)
・インテリ
意味:知識、学問、教養のある人。知識人。(出典:精選版 日本国語大辞典)