カーペット
「カーペットを敷く」などのように使う「カーペット」という言葉。
「カーペット」は、英語では「carpet」と表記します。
「カーペット」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「カーペット」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
カーペットの意味
「カーペット」には次のような意味があります。
絨緞(じゅうたん)。また、それに似た体裁に作られた敷物。(出典:デジタル大辞泉)
カーペットは床に広げるインテリアとしての敷物を指します。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・彼女はカーペットの上に、所在なさそうな顔をしてぺたんと座っていた。
(出典:原田宗典『人の短篇集』)
・床に敷きつめられたカーペットは、怪物の姿を完全に隠してしまうのだ。
(出典:田中芳樹『薬師寺涼子の怪奇事件簿2 摩天楼』)
・だからカーペットの上に胡座あぐらをかいて坐り、一人で日本酒を飲みだした。
(出典:かんべむさし『かんちがい閉口坊』)
・汚さなくなったらカーペットのいいのをいれようって言ったじゃないの。
(出典:半村良『夢の底から来た男』)
・ここだけはカーペットが敷かれていて、ソファとテーブルが置いてある。
(出典:赤川次郎『黒い森の記憶』)
類語
・絨毯(じゅうたん)
意味:床の敷物などに使う厚い毛織物の総称。(出典:デジタル大辞泉)
・敷物(しきもの)
意味:部屋の床などに敷くもの。(出典:デジタル大辞泉)
・マット
意味:玄関や部屋の入り口などに置く靴ふき・足ふきの敷物。(出典:デジタル大辞泉)
・ラグ
意味:足もとや玄関の上がり口など、床の一部に用いる敷物。(出典:デジタル大辞泉)
・緞通(だんつう)
意味:敷物の一種。中国語のタンツ(毯子)の音訳で,絨毯と同義にあつかわれることが多い。(出典:世界大百科事典 第2版)