オーソドックス
「オーソドックスな内容」などのように使う「オーソドックス」という言葉。
英語では「orthodox」と表記します。
「オーソドックス」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「オーソドックス」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
オーソドックスの意味
「オーソドックス」には次の意味があります。
・一般に正統的と認められているさま。伝統的に承認されているさま。 (出典:大辞林 第三版)
「オーソドックス」をわかりやすくいうと、「昔から正しいとされていること」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・オーソドックスの中にこそ、本当の美を見つけだせるもんだと誰かが言っていた。
(出典:小林めぐみ『ねこのめ 第1巻 天秤の錯覚』)
・ コレを押してから解答するというオーソドックスなシステムのようだ。
(出典:井上堅二『バカとテストと召喚獣 3.5』)
・あの男は生涯オーソドックスな進化論を信奉して来たらしいね。
(出典:ホーガン『星を継ぐもの』)
・それも又、創造者としての、オーソドックスな姿勢であると言えます。
(出典:松平維秋『松平維秋の仕事』)
・が、その指南ぶりが、あくまでオーソドックスであることに変りはない。
(出典:山田風太郎『忍法剣士伝)
類語
・正統的(せいとうてきな)
意味:本来の正しい系統を受けついでいるさま。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・有り触れる(ありふれる)
意味:世間のどこにでもある。珍しくない。(出典:大辞林 第三版)
・伝統的(でんとうてき)
意味:ある事柄が昔から受け継がれてきているさま(出典:デジタル大辞泉)
・古典的(こてんてき)
意味:古典の作風や伝統的な様式を重んじるさま。(出典:大辞林 第三版)
・典型的(てんけいてき)
意味:その類の特徴をよく現しているさま。(出典:デジタル大辞泉)