オファー
「チームに参加してほしいとオファーされる」などのように使う「オファー」という言葉。
英語では「offer」と表記します。
「オファー」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「オファー」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
オファーの意味
「オファー」には次の意味があります。
・提示。申し込み。特に商取引で、品名・数量・品質・価格を示しての売り手の申し入れ。(出典:デジタル大辞泉)
「オファー」をわかりやすくいうと、取引や契約などをしたい相手に、その意志や内容を伝えるという意味になります。
話を持ちかけたり(オファーする)持ちかけられたり(オファーされる)したときにも使われることのある言葉です。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・そのなかでもこんなにいいオファーをもらってるのは、下北サンデーズくらいだと思う。
(出典:石田衣良『下北サンデーズ』)
・オランダ留学中、彼のもとにはオランダ・リーグ1部の強豪からもオファーが来ていた。
(出典:金子達仁『28年目のハーフタイム』)
・現役時代、日本代表に選ばれたこともない僕に、当然テレビ局から専属解説者としてのオファーはない。
(出典:野沢尚『龍時(リュウジ)3―4』)
・しかし、オファーがあれば検討しますよ。
(出典:池井戸潤『下町ロケット』)
・上に意外なる地位のオファーあり、一同奇跡的だとの感に打たれる。
(出典:神谷美恵子『神谷美恵子日記』)
類語
・申出(もうしで)
意味:申し出ること。また、その内容。もうしいで。(出典:デジタル大辞泉)
・申入(もうしいれ)
意味:ある事柄について、こちらの意見や希望を相手に告げ知らせる。申し込む。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・提案(ていあん)
意味:議案や意見を提出すること。また、その議案や意見。(出典:デジタル大辞泉)
・持掛ける(もちかける)
意味:話を持ち出して働きかける。相手を誘うように話をしかける。(出典:デジタル大辞泉)
・言値(いいね)
意味:売り手の言うとおりの値段。(出典:デジタル大辞泉)