オタク
「鉄道オタク」などのように使う「オタク」という言葉。
「オタク」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「オタク」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
オタクの意味
「オタク」には次の意味があります。
・ある特定の分野やものごとに過度に傾倒すること,あるいはその人。(出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目辞典)
同じ趣味を持った者同士が相手を敬って「御宅」と呼ぶことから由来すると言われます。
アニメオタクを「アニ”オタ”」と略したり、「ヲタク」と表記されることも多く見られます。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・たぶん御鏡は、オタクであることが自分のステータスだと思ってんだな。
(出典:伏見つかさ『俺の妹がこんなに可愛いわけがない 第7巻』)
・写真がどうこうというよりも、カメラ機材オタクってところがあるんだ。
(出典:花村萬月『幸荘物語』)
・誤解されやすいのですが、「オタク」と言われる人たちはまた別種です。
(出典:養老孟司『バカの壁』)
・一度として、オタクであることを自ら否定したことなどなかった。
(出典:有沢まみず『いぬかみっ!3』)
・そのとき私たちの視界から、バロン・ド・オタクは完全に姿を消していた。
(出典:田中芳樹『薬師寺涼子の怪奇事件簿3 巴里・妖都変』)
類語
・マニア
意味:ある物事に熱中している人。(出典:デジタル大辞泉)
・物好き(ものずき)
意味:物事に趣向を凝らすこと。また、そのものや、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)
・狂い(くるい)
意味:多く「ぐるい」の形で、複合語として用いる。ある事に夢中になった状態、また、その人を表す。(出典:デジタル大辞泉)
・ディレッタント
意味:芸術や学問を趣味として愛好する人。好事家。ジレッタント。(出典:デジタル大辞泉)
・虫(むし)
意味:一つの事に熱中する人。(出典:デジタル大辞泉)