エスコート
「会場までエスコートする」などのように使う「エスコート」という言葉。
英語では「escort」と表記します。
この記事では「エスコート」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
エスコートの意味
「エスコート」には次の意味があります。
・人に付き添っていくこと。また、その人。主に男性が女性を送り届けるときや、儀礼的護衛についていう。(出典:デジタル大辞泉)
女性を優しく誘導するような意味で使われることが多いです。
小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。
使い方・例文
・そして彼らは婦人達を騎士のようにエスコートして庭園を散歩した。
(出典:宮原安春『軽井沢物語』)
・そして彼女を食堂の方へとエスコートし、グライムズがその後に続いた。
(出典:A・バートラム・チャンドラー『銀河辺境シリーズ(全25巻) 15 遙かなり銀河辺境』)
・そういうとき命をかけて女性を守るのがエスコートなのである。
(出典:森村誠一『ミッドウェイ』)
・なんだ、エスコートすべき女の子がいるんじゃないのとリディアは思う。
(出典:谷瑞恵『伯爵と妖精 第8巻 駆け落ちは月夜を待って』)
・こういう時、エスコートしてくれる男がいないというのはとても心細い。
(出典:林真理子『美女入門 PART3』)
・エスコートの役割の重要なひとつは、レディの杖ということにもある。
(出典:森瑤子『ある日、ある午後』)
・そのグループの中に木原に鳶尾山でエスコートしてもらったのが数人いた。
(出典:森村誠一『日蝕の断層』)
・葬儀のあと、卿とチャールズ皇太子が彼女をエスコートして教会を出た。
(出典:山下丈『ブルー・ブラッド ―ヨーロッパ王家の現代』)