エコロジー
「エコロジー活動」などのように使う「エコロジー」という言葉。
英語では「ecology」と表記します。
「エコロジー」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「エコロジー」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
エコロジーの意味
「エコロジー」には次の意味があります。
・自然環境保護運動。人間も生態系の一員であるとの視点から、人間生活と自然との調和・共存をめざす考え方。(出典:デジタル大辞泉)
「エコロジー」はもともと「生態学」を意味する言葉ですが、一般的には「自然環境保護運動」というような意味で使うことが多いです。
また、「生態系」という意味で使うこともあります。
小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。
使い方・例文
・エコロジーの思想などどこへやらだ。
(出典:山本弘『神は沈黙せず』)
・資源を大切にするエコロジーな行為でもある。
(出典:松沢呉一『エロ街道をゆく ――横町の性科学』)
・エコロジーで生きたければ人間は野生動物に戻るしかない。
(出典:池上永一『シャングリ・ラ 上』)
・ただの何の変哲もないリサイクルだぞ、エコロジーだぞ。
(出典:沖田雅『先輩とぼく 5』)
・エコロジー精神が足りないと専制君主は務まらないわよ?
(出典:暁works『るいは智を呼ぶ3 鳴滝こより』)
・大気汚染がどーたら、そういうエコロジー的な視点からではなく、根本的に、抜本的に。
(出典:西尾維新『物語シリーズ 8 傾物語』)
・いわゆるそのエコロジー思想ってヤツですか?
(出典:山崎マキコ『ためらいもイエス』)
・エコロジー・ブームによって、状況は一時期より改善されつつあると聞くが、成人したこの女性に神族が憑依を試みることはない。
(出典:津守時生『漂泊の神 抄伝 (The Beans 1)』)