インプット
「データをインプットする」などのように使う「インプット」という言葉。
「インプット」は、英語で「input」と表記します。
「インプット」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「インプット」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
インプットの意味
「インプット」には次の意味があります。
・入力。特に、コンピューターで、情報を記憶装置へ入れること。(出典:デジタル大辞泉)
簡単に言い換えると、「コンピューターなどに情報やデータを入れること」です。
学習やビジネスでも使われており、必要な知識を記憶するといった意味で用いられます。
得た知識を発揮する、または出力することはアウトプットといいます。
具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・このコンピュータには、五代前からの情報資料がインプットしてある。
(出典:菊地秀行『トレジャー ハンター16 エイリアン蒼血魔城』)
・俺にとって忠誠というのは、思考回路にインプットされた絶対のものだ。
(出典:栗本薫『さらば銀河1』)
・客と車を結びつけて、頭の中にインプットしておかなければならない。
(出典:森村誠一『棟居刑事の情熱』)
・他人の個人コードをインプットすることが不可能なのはスポックも知っていた。
(出典:ロッデンベリイ スター『スター トレック6 未知の世界』)
・そしてできうるかぎりの情報を調べ上げて、彼は自分の頭の中にインプットした。
(出典:森瑤子『香水物語』)
類語
・入力(にゅうりょく)
意味: コンピューターで、処理させる情報を入れること。(出典:デジタル大辞泉)
・記憶(きおく)
意味:コンピューターに必要なデータを蓄えておくこと。(出典:デジタル大辞泉)
・暗記(あんき)
意味:文字・数字などを、書いたものを見ないでもすらすらと言えるように、よく覚えること。(出典:デジタル大辞泉)
・スキャン
意味:走査すること。特に、印刷物などをコンピューターで扱える画像データとして光学的に読み取ること。(出典:デジタル大辞泉)
・理解(りかい)
意味:内容、意味などがわかること。他人の気持や物事の意味などを受けとること。(出典:精選版 日本国語大辞典)