アマビエ
「アマビエ像」などのように使う「アマビエ」という言葉。
「アマビエ」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「アマビエ」の意味や使い方や類語について、用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
アマビエの意味
「アマビエ」には次の意味があります。
・疫病の流行を予言したとされる妖怪の名前。(出典:知恵蔵mini)
あまびこ(尼彦、海彦)が変化して伝わったとされています。
その昔、熊本で疫病の流行を予言した妖怪で、病難を逃れる方法として、自分の姿を模したものを人々に見せるように伝えて海に姿を消したそうです。
具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・少し前から見かける魚の化け物のような…たしかアマビエといったか。
・アマビエが出回り出した理由を訊ねると、この町で数年前から原因不明の発熱が流行っているらしい。
・普段は熊や猫のぬいぐるみなどをハンドメイドしているが、今はアマビエを模した小物を作って出品している。
類語
・白澤/白沢(はくたく)
意味:中国に伝わる聖獣であり、人語を巧みに操り、万物に精通するといわれている。日本では魔除や開運に効くと信じられており、護符や御守りとして用いられた。(出典:珍奇ノート)
・神社姫(じんじゃひめ)
意味:日本の妖怪。2本の角がある人面魚のような姿で、流行病を予言したとの伝承が九州地方に残る。(出典:デジタル大辞泉)
・亀女(かめおんな)
意味:江戸時代に越後国の海岸に現れた妖怪で、豊作や疫病などの予言を語る予言獣の一種とされている。(出典:珍奇ノート)
・海出人(うみでびと)
意味:海出人または人貝は、日本に伝わる妖怪。海中などから出現をして吉凶にまつわる予言を言い残したとされる。(出典:ウィキペディア(Wikipedia))