アサイン
「仕事をアサインする」などのように使う「アサイン」という言葉
英語では「assign」と表記します。
「アサイン」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「アサイン」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
アサインの意味
「アサイン」には次の意味があります。
・物事を割り当てること。あてがうこと。また、任命すること。(出典:デジタル大辞泉)
会社で仕事を割り当てたり、部屋を割り当てたりする際などによく「アサイン」と言います。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・あんたはほくそ笑みながら、伸江さんを吉山氏の隣室へアサインした。
(出典:森村誠一『科学的管理法殺人事件』)
・私は誤って故障室を大沢伸江さんにアサインしただけです。
(出典:森村誠一『科学的管理法殺人事件』)
・客の予約や好みに従ってシングルだのダブルだのツインだのと一日中、アサインばかりしていると、山本は自分の前途が真暗になったような絶望を覚えた。
(出典:森村誠一『科学的管理法殺人事件』)
・上司が新しく取り掛かる仕事に部下たちをアサインした。
・大学のグループワークで各セクションに分けてメンバーをアサインする。
類語
・割り当て(わりあて)
意味:割り当てること。また、割り当てたもの。割り前。(出典:デジタル大辞泉)
・割り振り(わりふり)
意味:わりふること。配分。割り当て。(出典:デジタル大辞泉)
・配分(はいぶん)
意味:くばりわけること。分割してくばること。わりあててくばること。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・分配(ぶんぱい)
意味:分けて配ること。配分。(出典:デジタル大辞泉)
・宛てがう(あてがう)
意味:割り当てて与える。相手の求めによらないで、こちらで適当に与える。(出典:デジタル大辞泉)