アクセル
「アクセルを踏む」などのように使う「アクセル」という言葉。
「アクセル」は「アクセラレーター(accelerator)」の略です。
「アクセル」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「アクセル」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
アクセルの意味
「アクセル」には次の意味があります。
・自動車などの加速装置。(出典:デジタル大辞泉)
「アクセルペダル」や「加速ペダル」とも言います。
このペダルを踏むことでエンジンの回転数が増し、加速していきます。
小説などでの具体的な使い方は下記の通り。
使い方・例文
・真ん中にアクセルがある車は、ほかにもたくさんあるということだった。
(出典:広瀬正『マイナス・ゼロ』)
・足は強くアクセルを踏みつけ、その眼は道の前方を見つめていた。
(出典:ジョン・オーラム/矢野徹訳『0011/ナポレオン・ソロ・シリーズ 第3巻 なぞの円盤』)
・アクセルを踏み込んでいっきに坂を駆け上った。
(出典:榊涼介『ガンパレード・マーチ 5-5121小隊 episode TWO』)
・ようやくアクセルワークにも慣れてきた。
(出典:榊涼介『ガンパレード・マーチ 8-九州撤退戦・上』)
・軽く車体を傾け再度アクセルを開けた。
(出典:神埜明美『ジュリエットと紅茶を ―ようこそ、呪殺屋本舗へ―』)
・運転手はアクセルに右足を移した。
(出典:大藪春彦『名のない男』)
・アクセルをわずかにゆるめ、すぐ横を走っている男に質閲しようと口を開きかけた。
(出典:ブリン『サンダイバー』)