アクシデント
「アクシデントが起きて遅刻する」などのように使う「アクシデント」という言葉。
「アクシデント」は、英語で「accident」と書きます。
「アクシデント」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「アクシデント」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
アクシデントの意味
「アクシデント」には次の意味があります。
・不意の出来事。思わぬ故障。事故。(出典:デジタル大辞泉)
予期せぬタイミングで起きる不慮の出来事や事故を指して用います。
小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。
使い方・例文
・でも、そうするとやはりその汚れはアクシデントではないということだ。
(出典:近藤史恵『天使はモップを持って』)
・彼女の愛もまた、あら見てたのネ的なアクシデントによって終結をみた。
(出典:鮎川哲也『朱の絶筆』)
・よほどのアクシデントがない限り、新城プロの初優勝は動かないだろう。
(出典:西村京太郎『殺しのバンカーショット』)
・それとも何かのアクシデントが二人を引き合わせてくれるのだろうか。
(出典:恩田陸『ライオンハート』)
・その日はちょっとアクシデントもありましたが、とても楽しかったです。
(出典:今野緒雪『マリア様がみてる 22 未来の白地図』)
・何のアクシデントもなく、学校を卒業してお見合いをして家庭に入った人。
(出典:群ようこ『無印OL物語』)
・アクシデントがあったにもかかわらず、開演の準備は順調に進んでいく。
(出典:篠田節子『ハルモニア』)
・ほかにも気のゆるみが原因と思われるアクシデントを彼はときどき起こした。
(出典:海老沢泰久『F1走る魂』)