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まっとうとは?意味や使い方・例文をわかりやすく解説

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まっとう

「まっとうな仕事」などのように使う「まっとう」という言葉。

「まっとう」は、漢字で「全う」もしくは「真っ当」と書きます。

「まっとう」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「まっとう」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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まっとうの意味

「まっとう」には次の意味があります。

まともなさま。まじめなさま。(出典:デジタル大辞泉)

「全う(まっとう)」は「完全である」を意味する「全い(まったい)」が変化した言葉であり、当て字で「真っ当」とも書きます。

小説などでの具体的な使い方は下記の通り。

使い方・例文

・俺がまっとうだったころ、ふたりでカナダに旅行したことがあったんだ。
(出典:花村萬月『ブルース』)

・自分がまっとうな女だということが証明されたようなものだ。
(出典:林真理子『不機嫌な果実』)

・渾名で仲間を呼び合うような人間が、まっとうであるわけがない。
(出典:水野良『魔法戦士リウイ 第00巻』)

・どうにも暮しの立て方がまっとうでない奴がいた。
(出典:ビアス『ビアス怪異譚』)

まっとうに何かの仕事をつづけることだけが与えられた道である。
(出典:伊藤整『太平洋戦争日記(一)』)

・まず驚いたのが、その空間が、ひどくまっとうな部屋だったことだ。
(出典:角田光代『空中庭園』)

・ぼく自身は、ぼくが一番まっとうだと思っているんですがねえ。
(出典:梅崎春生『凡人凡語』)

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