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はぐらかすとは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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はぐらかす

「答えをはぐらかす」などのように使う「はぐらかす」という言葉。

「はぐらかす」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「はぐらかす」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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はぐらかすの意味

「はぐらかす」には次の二つの意味があります。

1 相手の追及を逃れようとして、話の焦点をぼかしたり、ずらしたりして言いまぎらす。
2 はぐれるようにする。相手に気づかれないように、うまく離れる。(出典:デジタル大辞泉)

それぞれの意味、使い方、類語については下記の通りです。

はぐらかすの意味①「相手の追及を逃れようとして、話の焦点をぼかしたり、ずらしたりして言いまぎらす。」

「はぐらかす」の一つ目の意味は「相手の追及を逃れようとして、話の焦点をぼかしたり、ずらしたりして言いまぎらす。」です。

自分の都合が悪い時などに誤魔化そうとする言動のことです。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・訳を訊いて笑いながらはぐらかされるのは、夫の敗北のように見えた。
(出典:夏目漱石『明暗』)

・当人に訊いてみたんだが、この件についてはあっさりとはぐらかされた。
(出典:綾辻行人『暗黒館の殺人(下)』)

・智春ははぐらかされたような気がしたのか、つまらなそうな顔になった。
(出典:内田康夫『天河伝説殺人事件(下)』)

・竜ははぐらかそうとするような返事をし、騎士に向かって頭を振ってみせた。
(出典:アン・マキャフリイ『パーンの竜騎士シリーズ(全16巻) 9 竜の貴婦人〔上〕』)

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類語

誤魔化す(ごまかす)
意味:だまして、目さきや表面をとりつくろう。あざむきいつわる(出典:精選版 日本国語大辞典)

惑わす(まどわす)
意味:判断や考えなどを混乱させる。また、だます。あざむく。(出典:デジタル大辞泉)

屁理屈(へりくつ)
意味:まるですじの通らない理屈。道理に合わない理屈。(出典:デジタル大辞泉)

取り繕う(とりつくろう)
意味:不都合などを隠そうとしてうわべを飾る。(出典:デジタル大辞泉)

はぐらかすの意味②「はぐれるようにする。相手に気づかれないように、うまく離れる。」

「はぐらかす」の二つ目の意味は「はぐれるようにする。相手に気づかれないように、うまく離れる。」です。

それとなくそっとその場から立ち去ることを意味します。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・様子を見て、彼は子供からはぐらかした。

・夏祭りの最中にはぐらかしたのだが、その後彼女とは会っていない。

はぐらかす事に何の抵抗も感じない。

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類語

失踪(しっそう)
意味:行方をくらますこと。また、行方が知れないこと。失跡。(出典:デジタル大辞泉)

蒸発(じょうはつ)
意味:人がいつの間にかその場からいなくなること。また、人が家を出て行方不明になること。(出典:デジタル大辞泉)

雲隠れ(くもがくれ)
意味:姿を隠して見えなくなること。行方をくらますこと。(出典:デジタル大辞泉)

影を潜める(かげをひそめる)
意味:表だったところから姿を隠す。表面に出なくなる。(出典:デジタル大辞泉)

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