でぶ
「友達はみんなでぶだ」などのように使う「でぶ」という言葉。
「でぶ」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「でぶ」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
でぶの意味
「でぶ」には次の意味があります。
・太っていること。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)
肥満体系の人や動物などを指して使用します。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・同時にゆきの前の席にでぶが腰を下ろした。
(出典:菊地秀行『トレジャー・ハンター14 エイリアン魔神国 完結篇2』)
・つぎの店は魔の里という店で、ママというのがものすごいでぶだった。
(出典:立原正秋『血と砂』)
・クリストフとでぶのシルヴィも遅めに静かにコーヒーを飲んでいた。
(出典:バルザック・オノレ・ド『ゴリオ爺さん』)
・彼はでぶのコリガンがお風呂にはいっているときのようすを思いだした。
(出典:ジョイス/飯島淳秀訳『若き日の芸術家の肖像』)
・ここはどうしても「でぶが笑った」「でぶが泣いた」でなければならぬ。
(出典:モーパッサン/木村庄三郎訳『脂肪の塊・テリエ楼』)
類語
・でぶっちょ
意味:太っていること。また、そのさまや、そのもの。(出典:デジタル大辞泉)
・太っちょ(ふとっちょ)
意味:太っていること。また、その人をからかっていう語。でぶ。ふとっちょう。(出典:デジタル大辞泉)
・肥満(ひまん)
意味:からだが普通以上にふとること。(出典:デジタル大辞泉)
・小太り(こぶとり)
意味:ちょっと太っていること。太り気味のこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)
・太り肉(ふとりじし)
意味:よく太っていること。肉づきのよいこと。(出典:デジタル大辞泉)