ずんぐりむっくり
「ずんぐりむっくりした男子」などのように使う「ずんぐりむっくり」という言葉。
「ずんぐりむっくり」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「ずんぐりむっくり」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
ずんぐりむっくりの意味
「ずんぐりむっくり」には次の意味があります。
・ 背が低くて肥えているさまを表わす語。(出典:精選版 日本国語大辞典)
同様の意味を持つ「ずんぐり」を強調した言葉です。
具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・一人は、もし本当の人間だとすれば、ずんぐりむっくりのタイプだった。
(出典:ウルフ/岡部宏之訳『新しい太陽の書3』)
・ずんぐりむっくりという言葉は、狸のためにある言葉だと僕は思ってるんだ。
(出典:森見登美彦『有頂天家族』)
・火を差し出したのは、もうひとりのずんぐりむっくりした男である。
(出典:井上ひさし『ドン松五郎の生活』)
・ずんぐりむっくりと背高ノッポはあわてて女リーダーの後を追った。
(出典:井上ひさし『ドン松五郎の生活』)
・最近よく顔を見せる新陽軒の出前持ちは、ずんぐりむっくりした若い男である。内気
(出典:向田邦子『隣りの女』)
類語
・肥満(ひまん)
意味:からだが普通以上にふとること。(出典:デジタル大辞泉)
・丸々(まるまる)
意味:よく太っているさま。(出典:デジタル大辞泉)
・寸胴(ずんどう)
意味:上から下まで同じように太いこと。(出典:デジタル大辞泉)
・布袋腹(ほていばら)
意味:布袋のように太って前に突き出ている腹。(出典:デジタル大辞泉)
・太め(ひとめ)
意味:太り気味であること。(出典:デジタル大辞泉)