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しきたりとは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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しきたり

「しきたりを守る」などのように使う「しきたり」という言葉。

「しきたり」は、漢字で「仕来たり」と書きます。

「しきたり」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「しきたり」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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しきたりの意味

「しきたり」には次の意味があります。

昔からの習慣。ならわし。慣例。(出典:デジタル大辞泉)

ある社会で標準的で持続的なルールとして守られる習慣のことを言います。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・ここではお互いに何もお話ししないことが、しきたりになっています。
(出典:胡桃沢耕史『旅券のない旅』)

・一度体で覚えてしまうと、しきたりの中に美を感じるようになる。
(出典:池上永一『テンペスト2 花風の巻』)

・いまにしてやっと、しきたりというものがいかに重要であるかを認めた。
(出典:ロレンス/飯島淳秀訳『チャタレイ夫人の恋人』)

・芝居が始まってから劇場へ来るというのも、わがパリのしきたりである。
(出典:アレクサンドル・デュマ/泉田武二訳『モンテ・クリスト伯』)

・わたしたちは、よそ者で、ここのしきたりやなにか全然知りませんから。
(出典:アリグザンダー『(プリデイン物語3)タランとリールの城』)

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類語

俗習(ぞくしゅう)
意味:世間一般の習慣。世俗のならわし。(出典:精選版 日本国語大辞典)

習わし(ならわし)
意味:しきたり。習慣。風習。(出典:デジタル大辞泉)

風習(ふうしゅう)
意味:その土地や国に伝わる生活や行事などの習わし。風俗習慣。しきたり。(出典:デジタル大辞泉)

通例(つうれい)
意味:その社会での一般のならわし。通常のやり方。(出典:デジタル大辞泉)

定例(ていれい)
意味:以前からの定まったやり方。ならわし。じょうれい。(出典:デジタル大辞泉)

恒例(こうれい)
意味:いつもきまって行われること。多く、儀式や行事にいう。また、その儀式や行事。(出典:デジタル大辞泉)

習慣(しゅうかん)
意味:その国やその地方の人々のあいだで、普通に行われる物事のやり方。社会的なしきたり。ならわし。(出典:デジタル大辞泉)

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