おちょくる
「人をおちょくるな」などのように使う「おちょくる」という言葉。
「おちょくる」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「おちょくる」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
おちょくるの意味
「おちょくる」には次の意味があります。
・からかう。ばかにする。ふざけて、なぶる。(出典:精選版 日本国語大辞典)
「おちょくる」とは、「人をからかったり、ばかにしたりすること」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。
使い方・例文
・俺としても、全員に含む所があるので、ちょっとおちょくってやりたい。
(出典:浅井ラボ『されど罪人は竜と踊る 「禁じられた数字」 (角川書店 The Sneaker 2003年8月号 P114-129)』)
・賢三たちはその様子がおかしくてよく彼をおちょくっては遊んでいた。
(出典:大槻ケンヂ『グミ・チョコレート・パイン グミ編』)
・彼女はずいぶんと暇らしく、時々トラップを仕掛けてぼくをおちょくった。
(出典:乙一『しあわせは子猫のかたち』)
・しかしそれでおちょくっているのかというと、そんなことはない。
(出典:伏見つかさ『俺の妹がこんなに可愛いわけがない 第8巻』)
・人をおちょくったような、人を馬鹿にするためだけの馬鹿げた行為も行われる。
(出典:井上トシユキ,神宮前.org『2ちゃんねる宣言 挑発するメディア』)
・みんな沙都子を中心に笑ったりおちょくったりしてるじゃないか。
(出典:竜騎士07『ひぐらしのなく頃に 3 祟殺し編』)
・人をみればおちょくらずにいられない、抑えがきかないんだから。
(出典:シェイクスピア/松岡和子訳『お気に召すまま』)
・下では相も変わらずゴリさんが、先輩たちにおちょくられている。
(出典:沖田雅『先輩とぼく 1』)