いいなり
「親のいいなりになる」などのように使う「いいなり」という言葉。
「いいなり」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「いいなり」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
いいなりの意味
「いいなり」には次の意味があります。
・言うとおり。言うがまま。いうなり。(出典:デジタル大辞泉)
「いいなり」とは、自分の意見ではなく人の意見に従うことを言います。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・何であれ、私にはもう彼のいいなりになっているより方法はなかった。
(出典:石原慎太郎『生還』)
・いかに日本政府がアメリカのいいなりになるといっても、限界があろう。
(出典:田中芳樹『創竜伝 第4巻』)
・きみはなんでもぼくのいいなりなんだから、みんなぼくの失敗なんだ。
(出典:カザノヴァ/田辺貞之助訳『カザノヴァ回想録 第二巻』)
・ただ指導者のいいなりに右に行き、左に行きさえすればよいのである。
(出典:中野好夫/安野光雅編『悪人礼賛 ―中野好夫エッセイ集』)
・つまりは、気の強い女のいいなりになってしまうところがございます。
(出典:平岩弓枝『御宿かわせみ 11 二十六夜待(にじゅうろくやまち)の殺人』)
類語
・人任せ(ひとまかせ)
意味:他人に任せきりにすること。(出典:デジタル大辞泉)
・義務的(ぎむてき)
意味:進んでするのでなく、義務としてするさま。(出典:デジタル大辞泉)
・風任せ(かぜまかせ)
意味:その時のなりゆきにまかせて行動すること。(出典:デジタル大辞泉)
・行き当たりばったり(ゆきあたりばったり)
意味:計画を立てないで、その場の成り行きにまかせること。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)
・否応なし(いやおうなし)
意味:承知も不承知もないようす。有無を言わせないようす。(出典:デジタル大辞泉)