鳴り物入りとは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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鳴り物入り

「鳴り物入りで入団する」などのように使う「鳴り物入り」という言葉。

「鳴り物入り」は、訓読みで「なりものいり」と読みます。

「鳴り物入り」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「鳴り物入り」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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鳴り物入りの意味

「鳴り物入り」には次の二つの意味があります。

1 鳴り物を入れて、にぎやかにはやしたてること。
2 おおげさに宣伝すること。(出典:デジタル大辞泉)

それぞれの意味、使い方、類語については下記の通りです。

鳴り物入りの意味①「鳴り物を入れて、にぎやかにはやしたてること。」

「鳴り物入り」の一つ目の意味は「鳴り物を入れて、にぎやかにはやしたてること。」です。

この意味では「鳴り物入りの応援」などのように、音の鳴るにぎやかなものではやしたてるときに使われます。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・今の人たちの多くは鳴物入りでないとそこに何も存在していないと考えるのである。
(出典:豊田穣『松岡洋右――悲劇の外交官――(下)』)

・窓のすぐ近くに隣家の金属板の屋根が迫っていて、雨の様子が鳴り物入りでよくわかる。
(出典:阿刀田高『ぬり絵の旅』)

・その駈け出した方向というのが、鳴物入りで群衆を集めている雨乞踊りの祭の庭であります。
(出典:中里介山『大菩薩峠』)

・昔は、道具や鳴物入りの正本芝居噺として「下」まで長演したらしい。
(出典:麻生芳伸編『落語特選(上)』)

類語

騒々しい(そうぞうしい)
意味:物音や人声が多くてうるさい。(出典:デジタル大辞泉)

沸き立つ(わきたつ)
意味:興奮して騒然とした状態になる。(出典:デジタル大辞泉)

どんちゃん騒ぎ(どんちゃんさわぎ)
意味:太鼓・三味線などの鳴り物入りでにぎやかに遊ぶこと。(出典:デジタル大辞泉)

喧騒(けんそう)
意味:物音や人声のうるさく騒がしいこと。(出典:デジタル大辞泉)

鳴り物入りの意味②「おおげさに宣伝すること。」

「鳴り物入り」の二つ目の意味は「おおげさに宣伝すること。」です。

「鳴り物入りでお店を始める」であれば、「おおげさなほどの宣伝をしてお店を始める」という意味になります。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

鳴り物入りでオープンしたが、結局経営に失敗し、閉鎖されてしまった。
(出典:北野勇作『人面町四丁目』)

・山本の恐れていた、鳴物入りの嘘の報道が始まったのは、この時からである。
(出典:阿川弘之『山本五十六』)

鳴り物入りで始めた無料給食所が、一ヵ月後のいまでは半分以上閉鎖されている。
(出典:堺屋太一『油断!』)

・しかしそれがウソでなかった証拠に私が帰って来た半年後、例の下着メーカーが鳴物入りで日本に上陸してきた。
(出典:群ようこ『アメリカ居すわり一人旅』)

類語

喧伝(けんでん)
意味:盛んに言いはやして世間に広く知らせること。(出典:デジタル大辞泉)

吹聴(ふいちょう)
意味:言い広めること。(出典:デジタル大辞泉)

鼓吹(こすい)
意味:ひろく宣伝すること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

言い触らす(いいふらす)
意味:触れ回って広く世間に知らせる。(出典:デジタル大辞泉)

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