頓珍漢とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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頓珍漢

「頓珍漢なことを言う」などのように使う「頓珍漢」という言葉。

「頓珍漢」は、音読みで「とんちんかん」と読みます。

「頓珍漢」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「頓珍漢」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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頓珍漢の意味

「頓珍漢」には次の二つの意味があります。

1 物事のつじつまが合わないこと。見当違いであること。また、そのさま。
2 間のぬけた言動をすること。また、そのさまや、その人。(出典:デジタル大辞泉)

それぞれの意味、使い方、類語については下記の通りです。

頓珍漢の意味①「物事のつじつまが合わないこと。見当違いであること。また、そのさま。」

「頓珍漢」の一つ目の意味は「物事のつじつまが合わないこと。見当違いであること。また、そのさま。」です。

物事がちぐはぐで、訳がわからなくなるようなことを意味します。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・世の中にはこんな頓珍漢な事はままある。
(出典:夏目漱石『吾輩は猫である』)

・文字通り血の滲む、しかし頓珍漢な努力を重ねてきたことになるのだ。
(出典:中村紘子『ピアニストという蛮族がいる』)

頓珍漢な答えがかえってくるばかりである。
(出典:向田邦子『あ・うん』)

・一種の頓珍漢的作用によって、馬鹿と馬鹿の相談から成立したものだと云う事が分る。
(出典:夏目漱石『吾輩は猫である』)

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類語

支離滅裂しりめつれつ
意味:ばらばらで、まとまりがなく、筋道が立っていないさま。(出典:デジタル大辞泉)

荒唐無稽こうとうむけい
意味:言動に根拠がなく、現実味のないこと。(出典:デジタル大辞泉)

不筋ふすじ
意味:筋道にはずれること。道理に合わないこと。(出典:大辞林 第三版)

不合理ふごうり
意味:道理・理屈に合っていないこと。筋の通らないこと。(出典:デジタル大辞泉)

頓珍漢の意味②「間のぬけた言動をすること。また、そのさまや、その人。」

「頓珍漢」の二つ目の意味は「間のぬけた言動をすること。また、そのさまや、その人。」です。

この意味では単純に「間抜け」という意味で使います。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・いくら頓珍漢男とはいえ、このふた月、さすがに自分が前にも右にも左にも、さっぱり進んでないことぐらいは理解していた。
(出典:雪乃紗衣『彩雲国物語 02 黄金の約束』)

・こんな時、七瀬はいつも意識的なあやまち、故意の頓珍漢を演じなければならない。
(出典:筒井康隆『(「七瀬」三部作 1) 家族八景』)

・この種族は奇人変人頓珍漢だけで成り立っているのではあるまいかとさえ思えてくる。
(出典:中村紘子『ピアニストという蛮族がいる』)

・他人の前に出ると、酷い頓珍漢になつてしまひさうな怖ればかりを抱いた。
(出典:牧野信一『毒気』)

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類語

馬鹿ばか
意味:知能が劣り愚かなこと。(出典:デジタル大辞泉)

非常識ひじょうしき
意味:常識がないこと。常識にはずれること。(出典:大辞林 第三版)

滑稽こっけい
意味:いかにもばかばかしいこと。(出典:大辞林 第三版)

阿呆あほう
意味:愚かな人。(出典:デジタル大辞泉)

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