象牙の塔とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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象牙の塔

「象牙の塔にこもる」などのように使う「象牙の塔」という言葉。

「象牙」は、音読みで「ぞうげ」と読みます。

「象牙の塔」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「象牙の塔」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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象牙の塔の意味

「象牙の塔」には次の意味があります。

現実逃避的態度で自己の理想にこもり、芸術または学問三昧にふけること。(出典:日本大百科全書)

フランスの文芸評論家サント・ブーヴが用いた表現に由来し、研究室に引き籠ってばかりで世間知らずの学者を揶揄するのに使います。
それ以前は女性の美しさをたたえるための言葉として使われていました。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・いかにも研究一筋に生きてきた象牙の塔の住人、という感じだ。
(出典:牧野修『スイート・リトル・ベイビー』)

・ずっと象牙の塔にこもっていたせいか、年の割りには、少年のような一途さを残している瞳だった。
(出典:貴志祐介『十三番目の人格 ISOLA』)

・彼らは、象牙の塔に籠もった学者バカだった。
(出典:永瀬隼介『デッドウォーター』)

・私たちは書齋に籠もつて、象牙の塔において獨善的なものを書いてゐては駄目であり、むしろ民衆の中に机を持込んで行けば、そこから教へられることの方が多いのである。
(出典:吉川英治『折々の記』)

・戦後のヘッセは山荘を離れることもますます稀になったが、世捨て人、隠遁者として象牙の塔に引きこもってしまったわけではない。
(出典:ヘッセ/岩淵達治訳『車輪の下』)

類語

世間知らず(せけんしらず)
意味:経験が浅く、世の中の事情にうといこと。(出典:デジタル大辞泉)

閉鎖的(へいさてき)
意味:自分自身、または仲間内の殻に閉じこもって外部のものを受け入れようとしないさま。(出典:デジタル大辞泉)

隠遁(いんとん)
意味:俗世間を逃れて隠れ住むこと。(出典:出典:デジタル大辞泉)

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