螺鈿とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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螺鈿

「螺鈿細工」などのように使う「螺鈿」という言葉。

「螺鈿」は、音読みで「らでん」と読みます。

「螺鈿」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「螺鈿」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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螺鈿の意味

「螺鈿」には次の意味があります。

ヤコウガイ・オウムガイなどの貝殻の真珠色に光る部分を磨いて薄片にし、種々の形に切って漆器や木地の表面にはめ込み、または貼(は)りつけて装飾する工芸技法。(出典:デジタル大辞泉)

螺は「巻き貝の総称」という意味があります。鈿は「金や貝をはめこんだ飾り」という意味を持ち合わせると「巻き貝や金を利用した飾り」つまり「螺鈿」になります。

具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

螺鈿をちりばめた箱からとり出された品を見て、墓番は奇声を発した。
(出典:山田風太郎『妖異金瓶梅』)

・経文を入れる箱は、母君が朝夕、お手馴らしになった螺鈿の箱であった。
(出典:田辺聖子『新源氏物語』)

・壁は一面に螺鈿模様の壁紙が貼はられ、丸い真珠色のドーム形の窓があった。
(出典:二階堂黎人『奇跡島の不思議』)

・羽の中央に螺鈿のごとく輝くコバルト・グリーンの紋様が入っている。
(出典:野村進『アジア新しい物語』)

・時としては螺鈿入のもの、または朱塗のもの、後者は宮中の用品である。
(出典:柳宗悦『工芸の道』)

類語

蝋細工(ろうざいく)
意味:蝋を使って細工をすること。(出典:デジタル大辞泉)

陶芸(とうげい)
意味:陶磁器の工芸、技芸。(出典:精選版 日本国語大辞典)

象眼(ぞうがん)
意味:金属・陶磁・木材などの表面に模様を彫り、そのくぼみに金・銀・貝など他の材料をはめ込むもの。(出典:デジタル大辞泉)

青貝細工(あおがいざいく)
意味:貝殻の表層をとり去り真珠層を出し,これを短冊形に切って磨いた摺貝(すりがい)とし,これを張り合わせて文様を描く。(出典:世界大百科事典内の青貝細工の言及)

角細工(つのざいく)
意味:動物の角に細工をほどこすこと。また、その細工物。(出典:デジタル大辞泉)

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