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若気の至りとは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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若気の至り

「あれは若気の至りだった」などのように使う「若気の至り」という言葉。

「若気の至り」は、「わかげのいたり」と読みます。

「若気の至り」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「若気の至り」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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若気の至りの意味

「若気の至り」には次の意味があります。

年が若くて血気にはやったために無分別な行いをしてしまうこと。(出典:デジタル大辞泉)

若さゆえに無茶なことなどをしてしまうという意味です。
過去の自分の振り返る文脈で使われます。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・いまにして思えば、若気の至りとはいえ、たいへんなことをしてしまった。
(出典:梅宮アンナ『「みにくいあひるの子」だった私』)

・それは決して、若気の至りなどと言うものではないのだ。
(出典:石原慎太郎『太陽の季節』)

・私も若気の至りで、随分長くて重い手紙を書いた経験がある。
(出典:山本文緒『日々是作文(ひびこれさくぶん)』)

・たとえ結果的には若気の至りだったり、誤りだったとしても、僕みたいに何もしないでいるよりは、はるかに立派な行動ですよ。
(出典:内田康夫『怪談の道』)

・青春の一ページだとか、人間として深みが増すだとか、若気の至りだとか、そんな悠長なことを言っている場合ではないのだ。
(出典:森見登美彦『美女と竹林』)

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類語

血気盛ん(けっきさかん)
意味:活力にあふれるさま。(出典:デジタル大辞泉)

早とちり(はやとちり)
意味:早合点をして、まちがえること。(出典:デジタル大辞泉)

軽率(けいそつ)
意味:物事を深く考えずに軽々しく行うこと。また、そのさま。かるはずみ。
(出典:デジタル大辞泉)

空騒ぎ(からさわぎ)
意味:たいしたことではないのに、やたらに騒ぎたてること。また、騒いだわりに実りのないこと。(出典:デジタル大辞泉)

猪突猛進(ちょとつもうしん)
意味:周囲の人のことや状況を考えずに、一つのことに向かって猛烈な勢いで突き進むこと。
(出典:デジタル大辞泉)

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