破門とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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破門

「破門された人もいる」などのように使う「破門」という言葉。

「破門」は、音読みで「はもん」と読みます。

「破門」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「破門」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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破門の意味

「破門」には次の二つの意味があります。

1 師弟の関係を絶って門下から除くこと。
2 信徒としての資格を剝奪し、教会・宗門から除名・追放すること。
(出典:デジタル大辞泉)

それぞれの意味、使い方、類語については下記の通りです。

破門の意味①「師弟の関係を絶って門下から除くこと。」

「破門」の一つ目の意味は「師弟の関係を絶って門下から除くこと。」です。

師弟関係を前提として技術が継承されていく、武道や伝統芸能などの世界では、重い処罰です。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・ああしかし私は人が人を破門したりする排他性には耐えられないのだ。
(出典:神谷美恵子『神谷美恵子日記』)

・逆に弟子のくせに玉子丼を喰ったという理由で破門された例もある。
(出典:永六輔『芸人その世界』)

・自分で自分を破門したわけだから、自分で破門を解いてもよかろうと考えた。
(出典:森見登美彦『有頂天家族』)

・さすればおぬしは道場から破門されることもなかった。
(出典:宇江佐真理『髪結い伊三次捕物余話 さらば深川』)

類語

除名(じょめい)
意味:名簿などから、その名前を除き去ること。団体などで、その構成員としての資格を奪うこと。(出典:デジタル大辞泉)

停職(ていしょく)
意味:その職務につくことをさしとめること。(出典:精選版 日本国語大辞典について)

剥奪(はくだつ)
意味:はぎとり、うばうこと。無理にうばうこと。とりあげること。
(出典:精選版 日本国語大辞典について)

見切る(みきる)
意味:見捨てる。見限る。見切りをつける。(出典:デジタル大辞泉)

破門の意味②「信徒としての資格を剝奪し、教会・宗門から除名・追放すること。」

「破門」の二つ目の意味は「信徒としての資格を剝奪し、教会・宗門から除名・追放すること。」です。

スピノザやルター、トルストイなど、後世に影響を与えた歴史上の人物にも「破門」された人々がいます。著作に見える彼らの考えが、教会と相容れないものだったからです。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・この破門も、長老会議によって、しかもその多数による以外は不可能であった。
(出典:ルソー/桑原武夫訳『告白(下)』)

・それが君主が禁止したり法王が破門したりするような道ならぬ所業ができるであろうか。
(出典:カザノヴァ/田辺貞之助訳『カザノヴァ回想録 第二巻』)

・ですから法王様も、余儀なくこの種の情事を御破門遊ばされたのです。
(出典:バルザック/小西茂也訳『風流滑稽譚(第二輯)』)

・そしてカトリックにおける破門とはそもそも「聖体拝領」からの追放なのだ。
(出典:竹下節子『パリのマリア』)

類語

魔女狩り(まじょがり)
意味:キリスト教徒の間で,魔女とされた人々(男性も含む)に加えられた摘発,投獄,拷問,裁判,処刑,追放などの迫害行為。(出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典)

異端審問(いたんしんもん)
意味:カトリック教会が、異端者の摘発と処罰のために行った裁判。(出典:デジタル大辞泉)

粛清(しゅくせい)
意味:政治団体や秘密結社の内部で、政策や組織の一体性を確保するために、反対者を追放や処刑などにより排除して純化をはかること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

追放(ついほう)
意味:危険人物または不法入国者を国外に退去させること。(出典:デジタル大辞泉)

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