玄人とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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玄人

「玄人と思わせる技である」などのように使う「玄人」という言葉。

「玄人」は「くろうと」と読みます。

「玄人」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「玄人」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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玄人の意味

「玄人」には次の二つの意味があります。

1 技芸などに熟達した人。ある一つの事を職業、専門としている人。専門家。くろと。
2 芸者・ホステスなど、水商売の女性。くろと。(出典:デジタル大辞泉)

それぞれの意味、使い方、類語については下記の通りです。

玄人の意味①「技芸などに熟達した人。ある一つの事を職業、専門としている人。専門家。くろと。」

「玄人」の一つ目の意味は「技芸などに熟達した人。ある一つの事を職業、専門としている人。専門家。くろと。」です。

「本職」や「プロ」の人を指します。
素人(白人・しろひと)の対義語として生まれた「黒人(くろひと)」が変化して「玄人(くろうと)」になりました。
漢字が「黒」ではなく「玄」なのは、より奥深く難しさを感じさせることから来ています。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・敵はおそらく、こんなことにかけてはかなり玄人っぽい人間なのだろう。
(出典:高木彬光『検事 霧島三郎』)

玄人というほどの経験がある訳じゃないけど、素人という訳でもない。
(出典:沖田雅『先輩とぼく 00』)

・その点から、これは玄人でなく、素人の強盗だろうという結論になった。
(出典:松本清張『絢爛たる流離』)

・だけどああいうの、成功すると玄人でも案外引っかかるかも知れないわね。
(出典:横溝正史『蔵の中・鬼火』)

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類語

・専門家(せんもんか)
意味:ある特定の学問・事柄を専門に研究・担当して、それに精通している人。エキスパート。(出典:デジタル大辞泉)

・熟手(じゅくしゅ)
意味:あることによく慣れていて、じょうずな人。熟練した人。(出典:精選版 日本国語大辞典)

・巧者(こうしゃ)
意味:手慣れていてたくみなこと。また、そういう人や、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)

・手練(しゅれん)
意味:熟練した手際。よく慣れてじょうずな手並み。また、よく練習すること。(出典:デジタル大辞泉)

玄人の意味②「芸者・ホステスなど、水商売の女性。くろと。」

「玄人」の二つ目の意味は「芸者・ホステスなど、水商売の女性。くろと。」です。

遊女になりたての女性を「素人」と言ったことから、経験を積んだプロの遊女を「玄人」と呼ぶようになったことに由来します。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・写真を見るとどちらも玄人っぽい顔の美人で、容貌はよく似ている。
(出典:筒井康隆『不良少年の映画史 PART1』)

玄人筋の女性に好かれる顔だ、と夫の友人が頼子の前で言ったことがあった。
(出典:松本清張『波の塔(上)』)

・相手はどこかで客をとってるような玄人女に決まってるんですからね。
(出典:小池真理子『狂王の庭』)

・そのかわり、金で解決のつく玄人女となら何人も経験ずみであった。
(出典:源氏鶏太『停年退職』)

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類語

・商売女(しょうばいおんな)
意味:芸者や遊女などの仕事をする女。(出典:デジタル大辞泉)

・接客婦(せっきゃくふ)
意味:接客業に従事する女性。(出典:精選版 日本国語大辞典)

・ホステス
意味:晩餐会などで客の接待をする主人役の女性。(出典:精選版 日本国語大辞典)

・遊女(ゆうじょ)
意味:江戸時代、公認の遊郭、また宿場などにいた娼婦。女郎。娼妓(しょうぎ)。傾城(けいせい)。(出典:デジタル大辞泉)

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