漸くとは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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漸く

「漸く落ち着く」などのように使う「漸く」という言葉。

「漸く」は、訓読みで「ようやく」と読みます。

「漸く」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「漸く」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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漸くの意味

「漸く」には次の意味があります。

長い間待ち望んでいた事態が遂に実現するさま。やっとのことで。(出典:デジタル大辞泉)

長い時間をかけて待ち続けた結果、物事が遂行されることを意味します。そのほかに少しずつ物事が進んでいるさまを表す場合にも使われます。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・それから大衆文芸の機運が漸く動き始めたと云っていいと思うのである。
(出典:直木三十五『大衆文芸作法』)

・張金田から誓いを求められたことによって、私は漸く自分の力を知った。
(出典:豊島与志雄『画舫』)

・三千代はただ、 「私、それで漸く安心したわ」と云っただけであった。
(出典:夏目漱石『それから』)

・長く待ち受けたものが漸くのことで町を埋めに来て呉れたという気もする。
(出典:島崎藤村『雪の障子』)

・そして又その季節には山々の谷の雪が漸く消えやうとしてゐるのだ。
(出典:坂口安吾『吹雪物語』)

類語

やっとこさ
意味:かろうじて物事をするさまを表わす語。やっと。(出典:精選版 日本国語大辞典)

終についに
意味:長い時間ののちに、最終的にある結果に達するさま。(出典:デジタル大辞泉)

到頭とうとう
意味:物事が最終的にそうなるさま。(出典:デジタル大辞泉)

いよいよ
意味: 待望していた物事が成立したり実現したりするさま。(出典:デジタル大辞泉)

逐次ちくじ
意味:順を追って次々に物事がなされるさま。(出典:デジタル大辞泉)

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