業種
「異業種」などのように使う「業種」という言葉。
「業種」は、音読みで「ぎょうしゅ」と読みます。
「業種」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「業種」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
業種の意味
「業種」には次の意味があります。
・商工業などの事業の種類。(出典:精選版 日本国語大辞典)
「業種」をわかりやすく言うと「企業の種類」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。
使い方・例文
・ところがこの大会のオフィシャルスポンサーは一業種一社に限られている。
(出典:佐藤正明『陽はまた昇る 映像メディアの世紀』)
・しかも、猫関連業種といっても、そうそう幅が広いわけではない。
(出典:川又千秋『一発!』)
・兄が関わっているゲーム業界も、他の業種ほどにはインフレの影響を受けなかった。
(出典:山本弘『神は沈黙せず』)
・会場の入り口で、来場者の業種を示す名札を胸につけるように指示される。
(出典:東海林さだお『タコの丸かじり』)
・すでに完成して未来図を描きにくい業種とちがい、医薬品は未来図が多すぎる形である。
(出典:星新一『きまぐれ博物誌』)
・勤務先の業種が謎に包まれていたため、詳しいことはわからない。
(出典:中野順一『セカンド・サイト』)
・求人誌の仕事をしていながら、業種ごとに違う仕事の実情を知らない自分に気づいた。
(出典:平安寿子『くうねるところすむところ』)
・業種や職種への希望はとくにないが、「工場はいやだな」という。
(出典:後藤正治『リターンマッチ』)