末路とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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末路

「彼の末路は悲惨なものだった」などのように使う「末路」という言葉。

「末路」は、音読みで「まつろ」と読みます。

「末路」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「末路」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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末路の意味

「末路」には次の三つの意味があります。

1 道の終わり。
2 一生の最後。晩年。
3 盛りを過ぎて衰え果てた状態。なれのはて。(出典:デジタル大辞泉)

それぞれの意味、使い方、類語については下記の通りです。

末路の意味①「道の終わり。」

「末路」の一つ目の意味は「道の終わり。」です。

この意味で純粋に使われることは少なく、2や3の意味で、比喩的に使われます。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・この際、荒木村重が末路を眺め得たのはむしろ望外なことだ。
(出典:吉川英治『黒田如水』)

類語

袋小路(ふくろこうじ)
意味:行きどまりになっている路地。袋道。(出典:デジタル大辞泉)

終着点(しゅうちゃくてん)
意味:最後に到達する地点。終点。(出典:デジタル大辞泉)

八方塞がり(はっぽうふさがり)
意味:陰陽道で、どの方角に向かって事を行っても、不吉な結果が予想されること。
(出典:デジタル大辞泉)

末路の意味②「一生の最後。晩年。」

「末路」の二つ目の意味は「一生の最後。晩年。」です。

単純に人の最後の時期を指すばかりではなく、それが暗いものであることを仄めかします。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・飢えとマラリアと過労とで死んでゆく兵隊の末路を次のように記している。
(出典:五味川純平『ガダルカナル』)

・すれ違った他人の末路を悼むとしても、限度というものがあるだろう。
(出典:有川浩『塩の街 wish on my precious』)

・そのような末路を身で示しながら、誰がそんな口賢いことばに耳をかそうか。
(出典:吉川英治『三国志』)

類語

老境(ろうきょう)
意味:老人の境遇・境地。また、老年。(出典:デジタル大辞泉)

暮年(ぼねん)
意味:老いた時。晩年。(出典:デジタル大辞泉)

事切れる(こときれる)
意味:息が絶える。死ぬ。(出典:デジタル大辞泉)

末路の意味③「盛りを過ぎて衰え果てた状態。なれのはて。」

「末路」の三つ目の意味は「盛りを過ぎて衰え果てた状態。なれのはて。」です。

そこに至るまでに輝かしい道を通っていたからこそ、その落差によって、人の最後は一層みすぼらしいものと見えてしまうことがあります。戒めとしても機能する言葉です。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・それは権威の高い人の末路を語るかのような一幅の花鳥の絵である。
(出典:島崎藤村『夜明け前』)

・欲は身をほろぼすというが、おれの末路もそうなってしまったようだ。
(出典:星新一『おみそれ社会』)

・彼女に捧げる歌まで作曲してレコードにした男の哀れな末路だった。
(出典:西沢爽『雑学猥学』)

類語

盛者必衰(じょうしゃひっすい)
意味:ひとたび盛んとなっても,必ず衰えるときがある,ということで,世の中の有為転変を表現した言葉。(出典:デジタル大辞泉)

落日(らくじつ)
意味:物事の勢いが衰えることのたとえ。(出典:デジタル大辞泉)

悲劇(ひげき)
意味:人生や社会の悲惨なできごと。物事が不幸・悲惨な結末に終わること。
(出典:精選版 日本国語大辞典)

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