木漏れ日
「木漏れ日を受ける」などのように使う「木漏れ日」という言葉。
「木漏れ日」は、訓読みで「こもれび」と読みます。
「木漏れ日」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「木漏れ日」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
木漏れ日の意味
「木漏れ日」には次の意味があります。
・樹木の枝葉の間からさし込む日光。(出典:デジタル大辞泉)
天気の良い日に樹々の下に降り注ぐ柔らかな光を表す言葉です。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・木漏れ日が、テーブルを挟んで座っている女性の顔や服で揺れている。
(出典:今野敏『心霊特捜』)
・頭上では木々が風に揺れており、木漏れ日が僕たちの足もとで躍っていた。
(出典:橋本紡『彩乃ちゃんのお告げ』)
・それは彼女が木漏れ日の中で微笑んでいる、とても素朴な写真だった。
(出典:尾崎豊『黄昏ゆく街で』)
・木の葉が風に揺れ、それにつれて木漏れ日が明滅を繰り返しているものらしい。
(出典:乾くるみ『Jの神話』)
・穴の上からは薄々と、スタンドの声援が木漏れ日のように射してくる。
(出典:森絵都『DIVE!! 下』)
類語
・陽光(ようこう)
意味:太陽の光。日光。(出典:デジタル大辞泉)
・日光(にっこう)
意味:日の光。太陽の光線。(出典:デジタル大辞泉)
・天日(てんじつ)
意味:太陽。日輪。(出典:デジタル大辞泉)
・サンシャイン
意味:日光。陽光。(出典:デジタル大辞泉)
・太陽光(たいようこう)
意味:太陽から放出される光。(出典:デジタル大辞泉)