春眠暁を覚えずとは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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春眠暁を覚えず

「春眠暁を覚えずで、つい寝過ごしてしまう」などのように使う「春眠暁を覚えず」という言葉。

「春眠暁を覚えず」は、「しゅんみんあかつきをおぼえず」と読みます。

「春眠暁を覚えず」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「春眠暁を覚えず」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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春眠暁を覚えずの意味

「春眠暁を覚えず」には次の意味があります。

春の夜は短い上に、気候がよく寝心地がよいので、夜の明けたのも知らずに眠りこんで、なかなか目がさめないという意。(出典:精選版 日本国語大辞典)

中国の孟浩然(もうこうねん)という詩人の『春暁(しゅんぎょう)』という題名の漢詩の冒頭部分が由来となった言葉です。
「暁」とは夜明けのこと、「覚えず」は知らず知らずのうちにという意味で、朝になっても気づかないくらい、春の朝は気持ちよくて寝過ごしてしまう、ということを表しています。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・それはそれは眠くて春眠暁を覚えずという文句を、実に身を以て経験中です。
(出典:宮本百合子『獄中への手紙』)

・「春眠暁を覚えず」とは、このことだろうと目をこすりながら出てみると、しかし太陽はまだのぼっていなかった。
(出典:井伏鱒二『多甚古村』)

春眠暁を覚えずの時候は過ぎているが、孔明は春夏秋冬いつでも眠く、さすればすなわち臥竜!
(出典:酒見賢一『泣き虫弱虫諸葛孔明 第弐部』)

・ 見た目だけならいかにも怖そうに見えるのだが、惰眠をむさぼる動物園のライオンみたいで、春眠暁を覚えずを絵にしたような光景だ。
(出典:わかつきひかる『AKUMAで少女 1』)

春眠暁を覚えずとか、おとうちゃんももう少し寝ててくれればいいものをと、暇人のいらぬ早起きがうらめしく、どうぞもう少しだけそっとしておいてくれますようにと念じつつ、とろけるやすらぎに身をゆだねていた。
(出典:青島幸男『人間万事塞翁が丙午』)

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類語

朝寝(あさね)
意味:朝、遅くまで寝ていること。あさい。(出典:精選版 日本国語大辞典)

惰眠(だみん)
意味:なまけて眠ること。(出典:デジタル大辞泉)

寝過ごす(ねすごす)
意味:起きる予定の時刻が過ぎても寝ている。(出典:デジタル大辞泉)

寝過ぎる(ねすぎる)
意味:いつもより時間を長く寝てしまう。(出典:デジタル大辞泉)

朝寝坊(あさねぼう)
意味:朝寝すること。また、その人。(出典:精選版 日本国語大辞典)

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