咳払いとは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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咳払い

「咳払いをしながら席についた」などのように使う「咳払い」という言葉。

「咳払い」は、訓読みで「せきばらい」と読みます。

「咳払い」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「咳払い」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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咳払いの意味

「咳払い」には次の意味があります。

存在を示そうと、わざと咳をすること。また、その咳。こわづくり。(出典:デジタル大辞泉)

風邪を引いていたり、喉に違和感があったりして、生理的に出てしまう咳とは違い、その場を繕うために意図的にする咳のことを言います。
その場を繕うとは、挨拶など言葉を発さずに「ここにいますよ」と存在を示すことであったり、「今から私はしゃべりますよ」と自分に注目を集めようと場を制したりすることです。
非言語的な意思表示であることから、多くの場合、受け手(聞き手)にとって嫌みな感じを伴います。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・そして今来たように咳払いなどをしながら南の縁のほうへ歩いて出た。
(出典:与謝野晶子『源氏物語』)

・フィリップが泣いた姿をみせないようにと、彼女はわざと咳払いをした。
(出典:モーム/北川悌二訳『人間の絆(上)』)

・わたしは短く咳払いをすると、三人の顔をゆっくりと見つめて言った。
(出典:神崎京介『密室事情』)

・ふたたび二二五号室のドアの前に立った僕は、そっと咳払いをした。
(出典:橋本紡『半分の月がのぼる空1』)

・私があんまり猫に夢中になっていると“えへん”なんて咳払いをするのね。
(出典:阿刀田高『自選恐怖小説集 心の旅路』)

類語

咳(せき)
意味:のど・気管の粘膜が刺激されたとき、反射的に呼吸を止め、短く強く吐き出す息。また、その音。(出典:デジタル大辞泉)

空咳(からせき/からぜき)
意味:わざとする咳。気取ったり、相手の注意を引いたりするための咳。(出典:デジタル大辞泉)

咳き(しわぶき)
意味:わざとせきをすること。せきばらい。(出典:デジタル大辞泉)

声作り(こわづくり)
意味:せきばらい。しわぶき。こわづくろい。(出典:デジタル大辞泉)

声繕(こわづくろい)
意味:相手の注意を喚起するためにせきばらいをすること。こわづくり。(出典:精選版 日本国語大辞典)

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